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TAの学生とその活躍 |
日本音楽学校の財産の一つ 「TAの学生とその活躍」 |
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懇談会 参加者 仕事内容と 提案・改善点 の要旨 |
TAの懇談会に出席して FD委員(専任教員) 山本直樹 |
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TA学生によるレポート集 |
TA制度の感想 私は大学を卒業した後、半年だが社会人経験をしてこの日本音楽学校に入学したわけだが、今思い返すと大学に入学した頃、高校の時には50分間だった授業がいきなり90分間の授業に増えたこと、一般教養が中心だった授業から専門知識を養う講義へと授業体制変わったことなど、急な学生生活の変化に戸惑いを受けていた。今年、高校を卒業しこの日本音楽学校へ入学した新入生の多くは大学一年生だった時の私がそうであったように、同じような戸惑いを受けているように感じる。 私は、TAという立場ではあるが、授業のこと、保育者としてのことなど、いまだに分からないことが多くある。そんな時に、私より社会人経験を多くしているTA(同級生)に聞くことができるのは、精神的にも楽である。私にも高校を卒業したばかりの同級生達も先生に聞くほどではないが、自分1人で解決できない事は、これからの専門学校生活でも多くあると思う。こういう時にこそTA(同級生)に聞くことはこれからの専門学校生活にとてもプラスになると思う。 また半期TAを務めてきて一番、感じたことは授業に対して、クラスに対して責任感が持てるようになったことだ。そしてTAを務めている授業に対しての姿勢が変わったことはもちろんだが、先生方とコミュニケーションをとる機会が多くなり、ほかの授業に対しての姿勢も積極的になった。 私は『教育課程総論』のTAを務めてきたが、その中で学生の立場で在りながら、講義の補助という形を通して講義全体を、クラス全体を見られるようになった。自分のこと、自分の周りのことだけを考えるのではなく、クラス全体を見られるようになったことはこれから保育者になるにあたり、貴重な経験になった。 TA制度に対して私自身、今までにやったことの無い経験だったので、最初は戸惑いがあった。一般教養はともかく、専門知識の無い講義のTAは分からないことだらけで、まさに手さぐり状態だったが、半期を通じて、多くのことを学び、多くのことを経験したことはこれから保育者を目指す私にとって大きな影響を与えた。今後も、TAとして、同級生で在りながら、分からないことを何でも聞ける「お兄さん」的な存在でありたいと考える。 |
保幼1A 2002J011 石田敦紀 |
TAについて思ったこと 今回、私は日本音楽学校で、初めての試みとされるTA(teaching assistant)制度に、幸運にも参加できた。実際、特に何をしたというわけではないのだが、思ったことを書いていきたいと思う。 私の担当したTAは、ML教室で行うピアノの補講で、江守先生の指導であった。行ったことは授業のあとの片付け、椅子の整頓、窓締めなどであり、あとは強いて言えば先生との世間話を含めたおしゃべりと言ったことであった。表記してみると何とも大したことのないものであるが、私自身としては先生と色々お話しでき、ピアノの演奏のコツや、学校についてなどさり気なくもためになる話を聞けたので楽しかった。恐らく先生も初めての導入で戸惑いもあり、あまりコキ使われなかった事もあるのであろう。 意見としては良いと思った点と逆の面があり、良いと思った点としては「TAの扱いについて特に言及はしなかった」が、先ず挙げられる。ある意味当然の事であるが、先生方の指導の方法は様々であり一括りに対応できる物ではない、また授業形態の自由度も下がりモチベーションの高い先生方に対しては適当な判断だと思う。次に挙げられるのは、前述したが、TAになることによって少なからず先生とのコミュニケーションが図れると言うことである。なかなかこういった機会が無ければ話せないのが実状である。これにより先生はどういった考えで授業を行っているのかを知ることができ、逆に生徒はどう思っているかを伝えることができる、もちろん断片的にではあるが。 逆にこれはどうかと思った点としては、TAになることによっての待遇をしっかりと言及していない点である。意識の高い生徒の方には申し訳ないが、私を含め意識の低めな生徒は、厳密に何かがあると言った方がモチベーションも上がり行動力にも差が出るのである。これにより目的のために始めたTAだったとしても、実際に先生の指導などによってその本質を知ることもできると思う。またこれに関連することだが、もう少しTAになるための窓口を広げても良いと思う。実際、現在ではTAになる資格として大学卒業、社会経験もしくはそれに準ずることを認められた場合に限られている。勿論、学校側の考えがわからないわけではないが、「若さ」という不安定ながらも恐ろしいまでの力、を持て余している学生達にその使い方を指し示す良い機会でもあると思える。 |
保幼1A 2002J008 飯田 誠 |
貴重な機会 私は、造形表現指導法(桜井先生)のTAをやらせていただきました。内容は、スケッチブック,必要な備品の配布等や、お昼休みに作品が乾いたか確認し、回収する作業でした。正直なところ、私達は本当に先生のお役に立てたかどうか、疑問が残ります。後期は、もう少し先生とコミュニケーションをはかり、より良い授業になるよう、お手伝いできたらと思います。 造形の授業は、クラスが最も騒がしくなってしまう授業の1つでした。騒がしくなると、当然、先生の話を聞きたくても聞けない人が出てしまいます。また、騒がしすぎて先生の指示が行き渡らず、指示とは異なった作品を作っている人も度々見受けられました。そのことに対し、TAの私は何も対処することができませんでした。 後期は、TAとして話を聞くべき時には話を聞く姿勢をとるよう、皆を促し、製作の際には、教室を回り十分に理解していない人へ、何をするのかもう一度説明ができるよう、気配りを心掛けたいと思っています。 最後になりましたが、TAという貴重な機会を与えて頂き、本当にありがとうございました。 |
保幼1A 2002J024 江村真由子 |
間にいられる存在 私は今、造形のTAをしていますが、特にTAとしての日常の役割はなく、その都度先生の方から「スケッチブック」や「材料」等、言われたものを配布したりしています。 又、後期には、保育研究発表会があるので、クラスみんなでまとまるよう頑張りたいと思います。 TAというシステムはとてもすばらしいと思います。しかし、現状では上手く機能していない面も多々あると思います。これから先、先生方とTAとのコミュニケーションを取る事が大切だと思います。 先生方もどんどんTAの方に頼る、という言い方は語弊がありますが、仕事なり、野暮用なり、なんでも言って頂いていいと思います。 なかなか、先生と生徒の意思の伝達が上手く伝わらない時があると思います。 そのような時に、TAが双方がつながるように間にいられる存在でいたいと思います。 |
保幼1A 2002J038 金森若奈 |
TAを通して学びたい 私は太田先生の保育原理でティーチング・アシスタント(以下、T.A)をさせて頂いています。主な仕事はプリントの配布やテレビの配線の接続、授業の内容で疑問に思ったことを先生と話し合うなどです。また、月に1回保育原理のT.A同士の話し合いの場を設けるということも行っています。 私が保育原理のT.Aになったのは、将来、保育の仕事に携わる者として、保育についてもっと知りたい、深く学びたいと思ったからです。T.Aになって良かった事は、先にも述べましたが、保育について深く考えるようになった事です。T.A制度はその教科に対してより大きな学習意欲が出てくるので、とてもいい制度だど思います。しかしT.Aという位置付けが少々暖味だという感じは否めません。今年度から導入されたので、あまり言うことではないかもしれませんが、もう少し制度の内容をはっきりした方がいいのではないかと思います。 私はまだ、半期しかT.Aを経験していませんが、とても自分の身になっていると実感しています。これからもT.Aを通して色々と学んでいきたいと思います。 |
保幼1A 2002J023 越後直之 |
TAとして感じた事 私は、ピアノのTAをしています。ピアノというのは、他の科目に比べると、仕事が限られてしまっているのが現状です。主な仕事は、配布物の回収です。ピアノの授業というのは、個人練習と先生との一対一の授業となります。TAとしての仕事として、もう少し、ピアノに関して、学生同士、出来ない所は教えあったり、補えあえたらたり出来たら、もっと内容の濃い授業になるのではないでしょうか。 その為には、時間の配分が必要です。しかし、14名という人数の中で先生との一対一の授業を短いものには出来ません。ならば、個人授業の時間を使い、TAは一人一人と所へ順番にまわり、他の学生に教える姿勢を作ってはどうでしょうか。それを先生との授業の前に行う事が出来れば、自分の予習としての勉強にもなるし、TAに疑問をぶつけ、先生に疑問をぶつける事で、自分の問題点を見つけ、それを克服する事が出来ると思います。それを次につなげる事が出来たらなら、もっと今よりよりも楽しく授業が出来る事と思います。 今後の課題としては、TAとして自分にとっても恥ずかしくないように、一つでも多く出来るように努力して行きたいと思います。 |
保幼1A 2002J013 磯部悦子 |
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