平成１３年度 オーストラリア 幼児教育 研修旅行レポート 出発前 空港ロビーにて

今回の研修旅行はメルボルンとシドニーの２都市の幼稚園・保育園を訪問することに絞られた。限られた時間内で３つの保育園・幼稚園を訪問するだけでなく、小学校の日本語の授業参観とグループ活動、高等学校の日本語を学んでいる高等学校の学生との懇談会、Deakin大学大学院の「社会教育学」(現職教員がリカレント教育として学ぶフル・タイム・コース、講義担当はDr. Dyer)の授業に参加、マクアイアー大学教育学部付属教育研究所のミアミア保育園での「ドラマ」の授業をオブザベーション・ルームから見学し、授業終了後に授業担当者Dr. Warrenの教授法の講義を聞くことが出来た。(この幼児のためのドラマは、本校学生のために特別行われたモデル授業でした。) 　日程は１日が観光と名所見学が組まれると、翌日は終日保育園や大学訪問という研修の日に当てられた。Sightseeing dayとLearning dayを交互にプログラムし、日々フレッシュな経験をつむことが出来るよう配慮した。 　特に留意した点は、保育園や幼稚園への訪問は形式的または見学的な行事ではなく、学生がオーストラリアの幼児たちと一緒に歌い、ものを作り、走り、手を取り合い、遊ぶなかで新しい実習を体験することを目的とした点です。 　したがって、訪問先では最低２時間のプログラムが用意され、年齢別のクラスに学生がグループに分かれて参加し、子どもたちと１対１のふれ合いを経験することができました。この素晴らしい研修は、オーストラリアのドラマ教育や幼児教育の先生方が親身になってプログラムを作成してくださったお陰で実現されました。そのご協力とご支援に対して、お名前を紹介し、改めて感謝申し上げます。 Professor Slucki Dr. Tayler Ms. Sommers Mr. Yamada Dr. Dyer Dr. Warren Ms. Miriam Gelbart Ms. Setuko Nakata 　以下にオーストラリア研修の研修園や大学等を紹介し、同時に学生たちの経験レポートを記載します。 　○海外研修旅行の日程と訪問校・施設 特集!! 　○『学生のオーストラリア研修旅行体験文』