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16年度 保育研究発表会を終えて |
2004年12月24日(金)と25日(土)の2日間行われました。3年間の新しい発表形式を踏襲しながら、作品の質的向上、教育的水準の引き上げ、さらに展示や口頭発表の充実を目指しました。たくさんの幼稚園や保育園、児童館の皆さんに参加していただき、無事に終了できました。心からお礼申し上げます。 今年のプログラムは次の通りです。 12月24日 ◎舞台発表:Aプログラム 開演 午前10時
<参加してくださった園> ・品川区立ゆたか保育園 60名 ・品川区立源氏前保育園 20名 ・品川区立西大井保育園 20名 ・品川区立三ツ木保育園 60名 ・日本音楽学校附属幼稚園 50名 ・日本音楽学校保育園 20名 ◎展示「幼児向けプログラム」 開場 午前11時 中ホール、小ホール、8号館、9号館、11号館、造形室、校庭 ◎展示「一般」 開場 午前11時30分 ◎保育研特別企画「ディスカッション」 テーマ『今、保育の現場で求められるもの』 午後2時30分 <コーディネータ/司会> 風間美絵子(品川区立八潮わかば幼稚園長) <パネリスト> 太田礼子(日本音楽学校講師 乳児保育担当) 並木真理子(日本音楽学校専任教員 幼稚園実習担当) 富岡麻由子(日本音楽学校専任教員 保育原理担当) 亀井哲宏(日本音楽学校専任教員 社会福祉担当) 佐藤文英(日本音楽学校附属幼稚園教員) 桐原里佳(日本音楽学校附属幼稚園教員) 曳地友子(日本音楽学校保育園保育士) 加藤純子(日本音楽学校保育園保育士) ◎演奏会 オーディション合格者の発表 午後3時20分 なお以下の授業科目の教育研究の成果が学生により口頭発表された。 「教育相談論」 「社会コミュニケーション」 「ドラマ(劇遊び)」 なお展示会場では以下の授業科目の授業内容や方法に関する成果が展示された。 「器楽」 「幼稚園教員実践指導法」 「造形表現指導法」 「障害児保育ゼミ」 「舞踊表現指導法」 「英語コミュニケーション」 12月25日 ◎舞台発表:Aプログラム 開演 午前10時
<参加してくださった園> 日本音楽学校附属幼稚園 30名 日本音楽学校保育園 10名 ◎展示「一般」 開場 午前11時30分 ◎舞台発表:Bプログラム 開演 午後1時 オーディション合格者による発表
クラス創作作品
(小林志郎 記) |
保育研究発表会を 終えて 日本音楽学校長 小林 志郎 |
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頂いた感想 幼稚園・保育所 勤務の方 より 保護者の方 より 本校の受験に 合格した方 より |
・ 昨年、今年と2年続けて見学させていただきました。私にとっても良い経験になりました。舞台発表では、ソロで実力を発揮できる場があることがすばらしいと思いました。クラス発表は協力しあい、生き生きとして、充実した学生生活が伝わってきました。 ・ 男性の学生さんが増え、これくらい家庭生活の中で男性が育児に参加したら生き易い世の中になると思いました。 ・ 保育の現場ではマニュアル化が進んでいますが、この若い芽が現場で力を発揮できると良いのですが・・・ ・毎日、息子が夜遅くまで、シナリオを手直ししていた姿を見て、是非見学しようと思いやってきました。活気にあふれ、生き生きとしたすばらしい発表でした。動きにムダのない構成も感心しました。 ・毎日楽しく学ばせていただき、先生方にも大変良く面倒を見ていただいているようで、親として喜んでおります。 ・すばらしい舞台発表でした。遊んでばかりいる娘がこんなにすばらしいことをやり遂げたことをうれしく思います。 ・とても内容の濃い舞台発表でした。学生さんと見学していた幼稚園や保育園の園児さんたちの笑顔がとても素敵でした。学生生活の中でこんな発表会ができるなんて、とてもすばらしいと思いました。 ・ 展示発表は、絵がとてもかわいくて、全部丁寧にがんばって作ってあるのが良くわかりました。 |
みなさん、保育研究発表会お疲れ様でした。私は今回、委員長を務めさせて頂きましたが、仕事はそんなに大変ではありませんでした。というのも、今年は学生一人一人が何らかの役割についていて、それぞれがその責任を果たしていたおかげだと思います。特に数ヶ月も前から、昼休みや放課後に集まって協力してくれた実行委員の方々は大変だったと思います。ありがとうございました。 舞台発表では、各クラス15分程度の短い発表でしたが、それを作りあげるまでに様々なことを学んだと思います。舞台道具や衣装の製作、劇やダンス、歌などを自分達で一から考え、作りあげることは初めてだった人も多いのではないでしょうか。 そして、その中で自分の考えたことややりたい事をみんなにわかりやすく伝える事、聞いてもらう事に苦労したという事もあったと思います。その様な苦労の一つ一つが、きっと力になっていることでしょう。また、私は舞台裏から発表を見ていましたが、発表の最中はもちろん、その前後のクラスのチームワークや、集中力には驚きました。ぜひこの体験を次につなげていって下さい。 また今年はディスカッションという試みがなされ、先生方と有志の学生により、「保育士に求められる資質」というテーマで話し合いの場がもたれました。普段の授業とは異なった緊張感の中で、それぞれの先生方の専門的な話が聞け、学生も積極的に発言していて興味深い討論が展開されていました。 このディスカッションや、ソロ発表の増加、1年生は四季をテーマに全体で一つのものを作り上げるなど、保育研は毎年同じ事の繰り返しではありません。これからも試行錯誤を繰り返して、より良い保育研を作っていって下さい。来年も楽しみにしています。 年末の保育研を終えて、早1カ月、やっと冷静になって振り返ることができるような気がします。「個性と色」を発揮し、その季節感を表現する。これが簡単そうに見えて、予想以上に高いハードルでした。 保育研に向けて本格的に動き出したのは夏頃。企画委員を中心に、企画、立案の話し合いが幾度となく続けられました。が、企画委員といってもズブの素人ばかり、話し合いが上手くいかない苛立ちから、何度もケンカを繰り返し、学校に行きたくない日もありました。 しかし、上手くいかなかったのは全てを自分でこなそうとして、クラスメートを心から信用していなかった自分に原因があると気がつきました。それからは、クラスメートそれぞれが自分の得意分野でリーダーシップを発揮し、責任感を持って取り組んでくれました。また、苦手なものに積極的に取り組む友達の姿を見て、「私もがんばらなきゃ」と奮起するメンバーも増え、互いに切磋琢磨し、本当の意味で皆が一つの方向へ向かっていきました。 本番当日、自信に満ちて舞台に立った僕らは、持てる全ての力で演じ、表現しました。合唱の時に感極まって涙がこぼれそうだったのを今でも忘れません。 「保育研究発表会」に至るまでのプロセスの中で、普段は見えないようなクラスメートの個性や特徴を見て、今まで以上に「クラス」を好きになれたことが心の中に宝物として刻まれました。 |
学生の感想 保育士コース 2年 黒田 賢志 保育士・幼稚園 教員コース 1年 小鍛治 博昭 |
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