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平成15年度 オーストラリア幼児教育研修旅行レポート |
今回も昨年度同様、シドニーとメルボルンの2都市の幼稚園・保育園を訪問しました。 限られた時間内で3つの保育園・幼稚園を訪問するだけでなく、高等学校にて日本語を学んでいる高校生との懇談会、園で行われている日本語の授業見学、さらにDr.Warrenによるドラマ教育のワークショップを受けることができました。 日程は、観光や名所見学で楽しんだ日の夜に、翌日の保育園や幼稚園へ訪問準備を行う学生もいるなど、大変ハードなものでした。昨年に引き続き、学生自らが計画して行動する自由行動も取り入れました。 特に留意した点は、保育園や幼稚園への訪問を見学的な行事にするのではなく、学生達がプレゼンテーションをおこない、幼児たちと一緒に歌い、折紙を折り、走り、手を取り合い、遊ぶ中で新しい実習を体験することを目的としました。よって、学生が準備していった紙芝居・手遊び・歌と踊りを、園児の前で発表するというプログラムを取り入れました。 訪問先では、年齢別のクラスに学生がプレゼンテーションごとのグループに分かれて参加し、日本の遊びをこどもたちと共に行うことができました。 そして、ひとりひとりのこどもたちと触れ合う時間も設け、大変貴重な経験を積むことができました。この素晴らしい研修は、オーストラリアのドラマ教育や幼児教育の先生方が親身になってプログラムを作成してくださったお陰で実現できました。そのご協力とご支援に対して、お名前を紹介し、改めて感謝申し上げます。 小林 志郎 Professor Slucki Dr. Tayler Mr. Yamada Dr. Warren Ms. Elizabeth Tan Ms. Miriam Gelbart Mrs. Nakazawa(本校の海外特別講師) <参加教員> 小林 志郎 (学校長) 三小田 美稲子 穐田 みづほ 山本 直樹 |
海外研修旅行をさらに充実させるために 「幼児教育海外研修旅行」Director of Student Teaching in Australia 日本音楽学校長 小林 志郎 |
今年でオーストラリアでの海外研修は3回目を迎えた。年々、情報や経験が蓄積されたことから、研修の内容としては今年が一番充実した年でもあった。この文章を読んで、昨年、一昨年の研修に参加した学生が残念がるといけないので申し開きをしておく必要があろう。プランニングした内容と学生たちが体験し、学習した実績は必ずしも一致しない。毎年、それぞれ異なった学習の成果を挙げてきている。ただ、私たち日豪のティーチング・スタッフが企画したツアーとしては今年がスケジュールや内容が豊富になり、無理なく日程をこなすことが出来たといえよう。 Pinjarra Childcare CenterのElizabeth Tanや Miriam Gelbart、Univ. of MacquarieのKathleen Warren、 本校の海外特別教師としてシドニーで幼児教育や児童書の翻訳などに活躍されているMakiko Nakazawa、さらに一番の理解者・協力者であるCharles Slucki、彼の同僚の教師Tetsuya Yamada の各氏には厚くお礼申し上げたい。 今年はどういう点に工夫を加えたか記録しておきたい。 まず、SydneyではTaronga Zooを見学することと、Opera House のバックステージ・ツアーを加えたことである。 旅行会社に市内見学を任せると、私などから見ると無駄なバス見学が多い。無駄なものの代表は、オペラ・ハウスを望むMacquarie岬にバスを止めて時間を費やす傾向がある。それがすむと市内を簡単に一巡するが古代・中世の寺院や城、現代の優れた博物館、美術館などの名所旧跡があるわけではないから、バスは市内の雑踏を巡回するだけに終わる。次がBondai Beachまで足を延ばし、3月の(オーストラリアでは初秋の)海岸に案内する。湘南海岸と大差ないのに、なぜBondai Beachをシドニー見学のプログラムにはいるのか今だその理由が分からない。その3がタックス・フリーの土産物屋へ立ち寄ることだ。外国のブランド商品がいくらでも手に入る時代になり、しかも学生相手のツアーであるにもかかわらず最低4-50分を日程に押し込んでくる。 こういうコマーシャル・プランをお断りして、動物園とオペラ・ハウスのバックステージ・ツアーを組み込むことが出来てオーストラリアのツアーらしさが生かされた。動物園は出来れば十分な時間をとって見学したかったが、時間不足であったことが惜しまれる。オーストラリアへついて最初に動物園を見学するのは、学生が外国文化に接する場として大変優れている。何よりも良かったのは、動物園には大勢の子どもが親たちに連れられて遊びに来ていることだ。幼児教育者を目指す本校の学生たちがオーストラリアの子どもたちの姿を観察し、また遊ぶ格好の場であった。 オペラハウスを外から眺め、設計者は誰で、いつ、いくらで作られたか、かわらの数が何枚であるかなどはまったく無駄な知識である。劇場は入ってみなければ実感できない。完全なバックステージ・ツアー(舞台、奈落、キャットウォーク、フライ・ギャラリーなどを見学する)は公演の都合と料金の関係で実現できなかったが、それでもオペラ劇場、コンサート・ホール、劇場などを見学できた。オペラ劇場の奈落で大きな移動用ワゴンに乗せられた大道具・小道具・衣装を見ることも出来た。 Melbourneでは最終日に半日のフリータイムを埋めるのに苦労した。全員でマーケットを訪問し、そこで自由行動にしようと計画した。そのために意外な面白い体験をすることが出来た。メルボルンの名物の一つにトラム tram (路面電車)がある。過去何度か、バスのガイドさんがわたしたちに無料のトラムに乗せようと努力したがなかなかトラムは来ない。私は昔、トラムに一度だけ乗った。 今年はホテルとマーケットが離れていた。しかし両者ともトラムの駅から近い。そこでとラムに乗ってマーケットを見学することにした。待つこと20分、やっとやってきたトラムはほぼ満席に近い。ちんちん電車、都電の大きさだから、学生30人が乗り込んだら満員になってしまった。しかしお年寄りや子どもと、本校学生はいい関係を作り出すことができるようになっていた。 オーストラリアへ来て何日か経つと慣れと落ち着きが出てくる。オーストラリアの赤ちゃん、園児、先生、ホテルやレストラン従業員、店員などに接し、語り、伝え、判断し、受け入れられ、そして学ぶ機会を多くしなければ海外まで高額をかけて出かけてきた意味がない。私たちはこの海外研修は「教育実習・保育実習・異文化交流実践指導法」だと位置づけている。 姉妹園やチャールスたちは本校の学生を無条件に教室やキャンパスに入れ、幼児や生徒との触れ合いを無条件に認めてくれている。彼らは学生が幼児や生徒に接触して学ぶのが一番であると言う。「何々をしたい」という学生の希望に対して、「これ、これならよい、このようにするならよい」、まれに「なぜしたいのか、無意味ではないか」という返事が返ってくるが、「なになにしてはいけない」という返事がない。 私たちは教育の根底にある指導のアティチュードを忘れてはいけない。ミリアムとエリザベスの園長と理事長は「やりたいことをやらせていいですよ。あれこれいけないというなら日本音楽学校の学生をわたしたちの園に招待しなければいいのよ」と言う。すばらしい話ではないか。 幼児教育の勉強が主目的だが、オーストラリアで観光と抱き合わせで学びたいことがまだまだ残っている。これからの幼児教育者に、地球、人間、人種、差別、共存、子どもというテーマでアボリジニーの文化や芸術(音楽、美術)を触れて、理解させたい。 オーストラリアの美術館には以外にすぐれた作品がある。ロンドンやパリ、ニューヨークなどの美術館や博物館の作品は見ようと思えばいつでも見られるし、むしろマスメディアを通していやでも見せられる感じだ。ところが資本主義や歴史のめまぐるしい流れに見落とされた名品や個性的な作品がオーストラリアにはある。そんな作品を見る旅の時間を作りたい。 姉妹園の園長だったミリアム・ギルバートが、園を辞めてNational Childcare Accreditation Council(国立保育基準協議会)に職を変えた。すばらしいことだ。来年はシドニーの保育園とホテルの会議室で、ミリアムにアクレディテーションの方法と問題点、基準や目標達成のためのアクション・プログラムについて本校学生に特別授業をやってもらうことにしている。 |
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日程と 訪問校・施設 |
参加者 |
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『オーストラリア研修旅行を体験して』 私は、オーストラリアの保育を体験したくて研修旅行に参加しました。オーストラリアの保育園で手遊びなどを披露するという事で、私たちは出発前にたくさん練習をしました。自分たちはこれで大丈夫だろうと思っていても、いざ先生方に見てもらうとアドバイスされる事も多く、その度に私はどんどんやる気をなくしてしまいました。でも、無邪気な子どもたちと一緒に遊びたいと思う気持ちで、頑張って練習をしました。 シドニーでは、ピンジャラ・チャイルド・ケア・センターへ見学へいきました。乳児を対象に手遊びをした時はほとんど無反応で、内心とても落ち込んでしまいました。しかし、幼児クラスへ遊びに行ったら、子どもたちは一緒に飛び跳ねて遊んでくれました。とても嬉しくて楽しかったです。その後、園庭で遊びました。子どもたちはとても元気で、日差しの強い中たくさん走り回っていました。おいしいランチもいただき、とても楽しかったです。 メルボルンでは、2つの幼稚園へ行きました。ここではすぐに子どもたちと打ち解け、遊ぶことができました。とても楽しくて、時間が経つのを早く感じました。午後からは、マウント・スコーパス・カレッジで高校生と交流を図りました。カレッジ内を案内してもらいましたが、とても広く、驚くことばかりでした。また、みんな日本語がとても上手で感心しました。 オーストラリアへ行く前は何度もやめようかなと思ってしまいましたが、行ってよかったと思っています。オペラハウスや動物園、教会などたくさんのところへ連れて行ってもらったり、豪華な食事も食べさせてもらいました。また、保育園へ見学に行くなんて絶対にできないことなので、とても良い経験だったと思います。子どもたちは本当にかわいくて、そのまま一緒に日本へ帰りたいくらいでした。一週間良い体験ができてよかったです。 |
2003H008 大桃 真理子 |
掲載準備中です |
2003H011 加藤 彩香 |
『海外研修旅行に参加して』 3月13日から19日までの1週間、シドニーとメルボルンの2つの都市に行き、3つの幼稚園や保育園などを訪問しました。 私たちは事前にダンス、手遊び、折り紙、紙芝居の4つのグループに分かれ、準備をしていったプレゼンテーションを幼稚園、保育園で行いました。 日本で時間をかけて準備をしていきましたが、直前まで「自分たちの言葉は通じるのか」「子どもたちは一緒に参加してくれるのか」などと、不安でいっぱいでした。私は手遊びの班でしたが、子どもたちの前に立つとみんな本当にかわいくて自然に笑顔になりました。私たちの言っていることはあまりわからなくても、園の先生も一緒に参加して助けてくださり、子どもたちは一緒に手を動かしたり歌ってくれたり、近くによって話しかけに行くと楽しそうに笑顔でコミュニケーションが取れたり、一緒になって楽しんで行うことができました。 プレゼンテーションだけでなく、自由遊びの時間に一緒に遊ぶこともできました。言葉は簡単な単語しかわからず、思うように話すことはやはり難しかったけれど、言葉が通じなくても、一緒に追いかけっこをしたり、電車ごっこをしたり、砂場で遊んだりなど、同じ時間を共有して一緒に遊んでいると、心は通じるものだと感じました。言葉は理解できなくても、心は寄り添えて、子どもたちと笑顔で楽しく遊ぶことができました。 また、園を訪問して日本と違うと感じたのは、壁の装飾やおもちゃ、遊具の色でした。オーストラリアの園の装飾やおもちゃ、遊具などの色は、日本と比べて原色のはっきりした色が多く、とてもカラフルで、特に装飾はキラキラしているものが多かったりと、日本とは違う華やかさを感じました。オーストラリアは日差しが強く紫外線量が多いため、みんな首まで隠れる帽子をかぶって遊んでいますが、砂場にはビニールの屋根がついていて、こんな所にも気が使われているのだと思い、印象的でした。そして「時間に追われている」という感じは全くなく、とてもゆったり保育が行われているように感じました。 観光ではオペラハウスやハーバーブリッジを見たり、動物園に行ったり、バージンロードが100mもある大聖堂を訪れることなどができました。他にも、たくさん露店のあるマーケットに行けたり、自由行動もたくさんあって、きれいな町並を見れたり、日本とは全然違う人や風景、場所、文化に触れることができました。 海外の教育施設を訪問できたということは、これからそう簡単にはできない、とても貴重な経験になりました。今回、海外研修旅行に参加できて本当によかったです。この研修旅行で経験できたたくさんのことを胸に、保育者になるときの糧にしていきたいと思います。 |
2003H027 関 彩香 |
『研修旅行で思ったこと』 オーストラリア研修旅行で自分の知らない世界を沢山知ることが出来ました。 シドニーでは有名なオペラハウスや歴史的建造物のセントメアリー大聖堂を間近で見ることが出来てとても感動した。なかでもオペラハウスを見に行ったとき滅多に入る事の出来ないオペラハウスの中に入っていろいろな事に使ってるホールを拝見してこの中でいろんな人達がオペラや劇をしているんだなと思い自分も一度この舞台に上がっていろいろなことをやってみたいなと思いました。 シドニーとメルボルンの幼稚園を訪問してその園の子ども達と一緒に園庭で遊んだりオーストラリア研修に来る前に各グループで練習していたプレゼンテーションを子ども達の前で披露したりして子ども達と楽しく遊ぶ事が出来ました。幼稚園を訪問して一番驚いた事は子ども達が園庭で遊んだあと部屋に入る時日本では自分で使ったおもちゃ等は自分で片づけるか先生と一緒に片づけるのだがシドニーの幼稚園では自分達が使ったおもちゃ等は片づけずにそのままにして部屋に戻って行ったので凄く驚きました。 メルボルンでは幼稚園を訪問した後にメルボルンの高校を訪問して日本語を勉強している学生達と楽しく話をしたり学校を案内してもらったりして学生達と楽しく過ごすことが出来ました。 メルボルンの街はシドニーと違ってどことなく落ち着いた感じでした。その落ち着いた街の中をトラムという路面電車が走っていました。そのトラムを使ったり歩いてメルボルンの街を自由に散策していろいろなものを見る事が出来てその中でもセントパトリック大聖堂という建物を見てとても感動した!こういった歴史的建造物がいまだあまり壊れもせずに残っていることに尚感動した。 あと普段あまり自分のクラス以外の人達と交流する事が無かったがこのオーストラリア研修を通して他のクラスの人達と話が出来たりして仲良くする事ができて良かった。 自分にとってこのオーすらリア研修はとても良い経験になりました。 |
2003H034 中野 雄史 |
『オーストラリア研修旅行について』 今回、私がオーストラリア研修旅行に臨むにあたっての課題は、日本とオーストラリアの幼稚園や保育園の違いを感じることであった。施設の造りであったり、保育環境であったり、保育者の姿勢を自分なりに捉えることができればいいなとおもって、施設見学をした。実際に、私自身感じたことは、まず施設自体の規模が大きく、園庭も日本の保育園や幼稚園の約2倍はあると感じた。 その分、園庭に固定遊具のほかに、サーキットが作られていた。施設内では、日本のように、何組・何組としっかり分けられているのに対して、オーストラリアの園は日本ほどしっかりと仕切られていなかったように感じた。これは、施設自体のせいかもしれないが、日本の施設はクラスが横並びになっており、長方形なのに対し、真ん中に通路があり左右両方にクラスがある。この造りだから、あまり仕切られていないように感じたのかもしれないとも思う。また、おやつの時間を見学でき、日本とは違い、保育者が布を敷き地べたに座りたべていた。保育者の姿勢は、あまり変わらないが少しのんびり子どもとともにすごしていたような気がした。 子ども達の前でやった紙芝居は、思っていた以上に聞いてくれていたように思う。行く前は、「子どもはすぐに飽きてしまう」と聞かされていたので多少心配していたが、話の内容が分かりやすかったのか、聞いていたように感じた。しかし、年齢が低い子どもは、少し反応が薄かった。また、桜の花びらをつけるという活動は、自分が思う以上に反応がよく、もう少し準備があってもよかったとも思ったが、全体的に成功したと思う。 この旅行を通して感じたことは、語学力のなさであった。子どもとのコミュニケーションをとりたくても言葉が出ずに積極的に遊べなかった。多少は言葉がなくてもコミュニケーションはとれたが、言葉があればもっと子どもと遊べたと思った。また、時間がもっとほしかったと感じた。もう少し余裕があったらいいと思った。食事は日本食が一番である。 |
2003J001 縣 聡史 |
『オーストラリア研修旅行に参加して』 オーストラリア研修旅行では、手遊び、紙芝居、歌・ダンス、折り紙の4つの発表グループに分かれ、オーストラリアの子ども達に楽しんでもらえる様に、3ヶ月程前から準備を始めました。私は、折り紙のグループに入りましたが、オーストラリアでは折り紙を折って遊ぶということがなく、また日本の子どもと比べ、端と端を揃えて折ったりすることが上手く出来ないと先生に聞き、どの様に教えたらいいのか、どの様にしたら楽しんでもらえるかなどとても悩みました。 そして色々と考えた結果私達は、始めに子ども達の導入として、新聞紙を折ったり切ったりしながら帽子や船、島やTシャツに変えていき、そこにパペットを加えて主人公にし、自分達でお話を作りました。そして最後に、子ども達とチューリップを折るという流れにしました。 発表初日、1歳児位の子ども達の前で発表しました。ちゃんとに見てもらえるか、私達の話す英語が少しでも分かってもらえるか色々と不安や緊張が入り混じりましたが、パペットの動きなどに興味を示してくれて、楽しそうに見てくれました。年齢が上がっていくごとに反応も濃くなっていき、見ながら笑ってくれたり、指を指しながら驚いてくれたりしました。チューリップを折る時は、紙の端と端を私達が抑えて折り目を折ってもらうように援助しました。最後に子どもたちが折ったチューリップに、私達が折って準備しておいた茎を貼ってプレゼントしました。子ども達はとても喜んでくれて、予想以上に反応してくれたのでとてもうれしく、また自信にもなりました。 他の園でもみんな楽しそうに見てくれ、折り紙を折る時は、周りに集まってきてくれました。チューリップの他にウサギなども折ってあげると、子ども達だけでなく先生方も驚くように喜んでくれて、私達も逆に驚きました。子ども達は、セサミストリートなどよく見ていて大好きだったようで、私達の人形を使ったショーも喜んで見てくれたみたいです。準備段階では色々と大変でしたが、成功したので本当に良かったと思います。子ども達と園庭で遊ぶ時も、言葉は分からなくても、ジェスチャーや、追いかけっこや、何気ないきっかけで遊びが始まっていきとても楽しかったです。 また、オーストラリアの高校にも行きました。日本語を勉強している学生さん達と話をしたり、一緒に昼食を食べたりしました。学校の敷地がとても広く、設備も整っていてうらやましかったです。 今回この研修旅行に参加して、発表の構成を考えたり、表現の仕方や、コミュニケーションの取り方などとても勉強になりました。なかなか出来ない体験なので、参加して本当に良かったと思います。 |
2003J007 石嵜 由利子 |
掲載準備中です |
2003J011 猪瀬 雄司 |
『オーストラリアの生活文化体験』 今回のオーストラリア研修旅行は、オーストラリアの子どもと遊ぶ、日本の遊びと文化・教育を紹介する、オーストラリアの文化や生活・食べ物等を体験する、という3つのテーマをもとに行われました。今回は1日にスケジュールがたくさん詰まっており忙しかったのですが、それでもこれらの3つのテーマは十分に満たされていたのではないかと思います。 私は今回テーマの1つでもある、オーストラリアの子どもと遊ぶということをとても楽しみにしていました。オーストラリアの幼児施設は3箇所訪問しましたが、シドニー市内のピンジャラ幼稚園では特に幼児と関わる時間を持つことができました。子どもたちは突然やってきた我々を見ておびえる子や、はじめから人懐こい子などさまざまで、国や言語は違っても子どもはどこの国も同じだなと感じました。 園内を見て回った時は日本の環境とまったく違い、さまざまな発見がありました。例えば室内は子どもたちが制作した造形が天井から吊るされていたり、絵は教室から廊下まで壁のいたるところに飾られていたりしました。またそれらの配色は原色が主で、室内がとてもカラフルに彩られていたのがとても印象的でした。午睡のときも日本のような布団ではなく、簡易ベッドで寝るところがまたオーストラリアならではの光景だと思いました。 園のなかで一番驚いたことは、風邪をひいて熱を出した子どもへの対処方法でした。日本では頭を冷やし体は温めるのが普通だと思いますが、向こうではとにかく冷やすという考えがあるようで、冷やしタオルで体全体の熱を冷ましていました。他にも日本との違いは、砂場の砂の質の違いや、使用していた粘土の固さの違いなど、挙げていくときりが無いくらいたくさんありました。 各園では我々があらかじめ用意してきた紙芝居や手遊びなどグループに分かれて発表をしました。私は紙芝居を担当したのですが、英語での表現の仕方等で少し反省点はあったものの、想像以上に子どもたちが興味を持って聞いてくれたので、とても満足して帰ることが出来ました。 観光のほうでは自由行動の時間が多く用意されていたので、楽しみにしていた市場での買物をすることも出来ました。基本的にオーストラリアの人たちは気さくな人が多かったので、市場ではただ買物をするだけでなく、店員と片言の英語やジェスチャーでコミュニケーションをとったり、値引き交渉をしたりとまた普段とは違った別の楽しみ方が出来ました。食事は正直私の口には合いませんでしたがこれもまたいい経験だったと思います。 このように今回の研修旅行を通して、オーストラリアの生活から文化まであらゆる面の体験ができたと思います。そして今回の経験がこれからの将来において何らかの形で役に立てばと思っています。 |
2003J029 織畑 真 |
『研修旅行での思い出』 私はこのオーストラリア研修旅行で様々な思い出を作ることが出来ました。初めての海外旅行と言うことで不安や緊張、そしてもちろん期待で胸がいっぱいでした。 一番不安だった事が英語はうまく通じるのかなという事でした。 しかし現地に着くとそんな不安は消え、言葉なんてどうにでもなる!という気持ちになりました。現地の人々は日本人観光客は見慣れているといった雰囲気で、私達の事を珍しがって見る事はありませんでした。 幼児施設やカレッジの視察研修では私達の事をとても暖かく迎えて頂き、とても嬉しかったです。幼児施設では言葉の壁を感じる事が少し有ったけれど「笑顔」「目」「心」でコミュニケーションをとる事が出来るんだと、子どもと遊んでいる中で感じました。カレッジの生徒は日本語がとても上手で、日本語での会話を楽しむ事が出来ました。すごく楽しかったです。 そして普段学校ではあまり喋った事の無かった友達と仲良くなれて研修旅行に来て良かったと強く思います。みんな無事に帰ってくる事が出来て、色々な人に感謝の気持ちでいっぱいです。 本当に楽しく過ごす事が出来たので、絶対に又オーストラリアに行きたいと思います。 |
2003J030 柏又 由美子 |
『オーストラリアでの経験』 4泊7日のオーストラリア研修では楽しいと同時にたくさんの事を得ました。中でもオーストラリアの園や高校を訪問した事はとても貴重な経験です。園児や高校生と触れ合ったことはもちろん、実際に園児の前で手遊びなどのプレゼンテーションをするという、一生に一度あるかないかというこの研修ならではの経験は勉強になったと共に私の財産となりました。そのほか日常でも、水を買う、ファーストフードで注文する、という日本では何でもないようなこと全てがオーストラリアでは挑戦で、とにかく1日1日がとても充実していました。 オーストラリアに出発するまでには何度もオリエンテーションがあり、プレゼンテーションについて話し合ったりペープサートを作ったりと嫌気がさすくらい多忙な日々が続きましたが、今はそれも含めて全てが良い経験となりました。なによりオーストラリアにはそれ以上の楽しさや経験が待っていました。いろいろな園に行って園児と触れ合えることや自由に行動できる時間がたくさんあるのは日音だけだと思います。滞在中の5日間はオーストラリアを十分楽しむことができるので、来年行こうか迷っている1年生には是非参加してほしいと思います。 |
2003J031 加藤 歩 |
『観光地では味わえない体験』 私はこの研修旅行に参加する事によって、様々な事を学びました。行くまでの準備段階では時間に追われ、苦労する事も多かったのですが、終わってしまえば、それも楽しい思い出です。 現地での自由時間では、観光地をまわる事も良いですが町並みを散策する事も大事だと思います。現地のストリートミュージシャンの演奏を見る事が出来たり、公園で音楽イベントに遭遇したりと、観光地ではなかなか味わえない経験をする事が出来ました。 また公園の砂場で遊んでいた現地の子ども達と触れ合う事が出来、大事な思い出が一つ増えました。他にも本屋さんを巡ってオーストラリアの絵本を買ったり、公園の売店でサンドイッチを買ったりしましたが、街中を歩いて廻るだけでも色々な発見や感動が有りました。 幼児施設の視察では、言葉は通じなくとも沢山の関わりを持つ事が出来ました。日本の子ども達と同じ様に追いかけっこや、砂遊び、ボール遊びなどが好きなようでした。 施設の設備は日本の施設とは違う所も多く感じました。特に全体的な色使いがPOPで、カラフルな印象を受けました。日本の場合、男の子で有れば青系のカラー、女の子は赤系といった事が多い様に思いますが、オーストラリアではそれぞれが好きな色を使っているといった印象を受けました。 しかしそれ以上に子ども達の可愛さを感じ、世界の何処でも子ども達は変わらないといった、気持ちを強く持つ事が出来ました。 団体旅行、研修旅行と有って苦労する所、戸惑う所も多くありましたが、それだけの価値のある有意義な経験、体験をする事が出来、とても思い出に残る一週間でした。 |
2003J034 金子 秀光 |
『オーストラリア研修を終えて』 今回のオーストラリア研修旅行では、体験した事のほとんどが自分にとって初めてのことでとても驚きや感動の連続でした。海外旅行自体が初めてだった私は色々な事に対して不安がありました。一番の不安は、オーストラリアの幼稚園を訪問する際に子ども達と上手くコミュニケーションをとれるかということでした。その不安は半分以上的中しましたが、一方で、片言の英語や、身振り手振りで伝えるなどして少しではありましたがコミュニケーションをとることも出来ました。 私は紙芝居班で、始まる際に拍子木を叩く役をしていました。私が拍子木を叩く時に子ども達は、驚いたり、怖がったりという反応を多く見せました。見た事もない他国の文化に触れびっくりしているようでした。そこで、音で威嚇しないように叩く力を弱めて純粋に紙芝居を楽しんでもらおうと思いました。紙芝居の題は「花さか爺さん」でした。オーストラリアへ旅たつ前に、校長先生の指摘を受けいかに子ども達に伝える事が出来るかということが課題でした。そこで、読み手は声に抑揚をつけ、最後に桜の花を咲かせたりなどわかりやすく伝える事を意識していました。その結果、幼稚園の先生からはおほめのことばをいただきました。その言葉が私の不安を吹き飛ばしてくれました。 発表以外で、子ども達と遊ぶときはとても苦労しました。会話は出来ないので子どもの表情から気持ちを感じとり、ジェスチャーで伝える事しか出来ませんでした。子ども達も私も緊張していたせいか、はじめは声をかけるのもままならいという感じでしたが、このままではここまで来た意味がないと思い勇気を出して下手くそな英語とジェスチャーとテンションを武器に子ども達と交流を図りました。すると、多くの子どもは私と遊んでくれました。自分から心を開き子どもを理解しようという気持ちが大切なのは国が違っても、文化が違ってもおなじなのだなと思いました。 幼稚園以外にも高校も見学させていただきました。そこで、日本語を勉強している高校生とふれあいました。彼ら、彼女らはとても勤勉で私たちから少しでも多くの事を学ぼうという意志をとても強く感じました。私は彼ら、彼女らから常に向上心をもって何事にも望まなければという気持ちを改めて気づかされました。 他にもオーストラリアは多くの店が早く閉まり子育て家庭にとってはとても助かることだと思いました。 今回の研修旅行は多くの事を学ぶ事が出来とても貴重な体験でした。この研修旅行に携わった関係者の方々にはとても感謝しています。ありがとうございました。 最後に、来年じぶんも是非と思う後輩の皆さんや、興味のある方、色々な体験が出来ると思いますので是非参加することをお勧めします。 |
2003J037 川口 大輔 |
『オーストラリア研修を終えて』 私が、日本音楽学校を受験する事を決めた理由の一つに このオーストラリア研修があったからでした。他校の研修旅行と違い、直接子供達とコミュニケーションをとり、子供達の前でプレゼンをしたりと、他では味わえない体験をする事ができるからでした。 私は、高校を卒業してから日音を受験するまでアメリカ留学をしていた事もあり、将来、英語で子供と関われればと思っていたので、この研修旅行は私にとってとても興味深いものでした。留学中に大学のday care center などを見学する機会はあったのですが、実際に海外の幼稚園などの子供達と触れ合う機会はほとんどなく、この研修旅行がとても楽しみでした。 今回、私達は英語でChild Care Center、Pre-Schoolなどと言われる保育園や幼稚園などの3施設を訪問させていただきました。各施設でプレゼンをする機会をいただき、実際に子供達の前で手遊び、歌と踊り、紙芝居、折り紙をする事ができました。各プレゼングループで出発約3ヶ月前から話し合い、自分たちで構成を考えて進めて行ったのですが、試験、実習などもあり、なかなか練習時間が取れないまま出発日となってしまいました。 私は、紙芝居に参加しました。日本の昔話で尚且つ単純な物の方が良いと言う校長先生の助言から「花咲かじいさん」をする事にしました。内容もとても簡単にまとめたのですが、それでもやはり日本の事を知らない、況してや言葉もまだはっきり話せない子供達に伝えるのは大変難しいものでした。その為、下手に回し読みをすると子供が理解出来ない為、私がナレーションをして、台詞の部分だけを役決めをして、読んでもらう事になりました。 実際子供達の前で読んでみると、思っていた以上に子供達の反応が薄く、伝わっているのか伝わっていないのかわかりませんでした。各年齢によって受け止め方、反応も違う為、そのクラスにあった色んな対応をしなければなりませんでした。読むだけでは無く、とりあえず上手く読む事よりも伝わるように読める様、子供達の様子を見ながら読んだり、動作をいれてみたりすると、少しではありますが、回数をこなすうちに徐々に対応の仕方もこなせるようになり、アドリブも入れられる様になり、子供達から反応が返ってきたりしましたが、最後まで納得の行く様に上手くいきませんでした。今回、子供の状況を見ながら、言葉かけや接し方を変えていく事は世界共通で大切な事なのだと改めて実感しました。 自分のプレゼンでない時は他のグループに参加し、子供達と一緒に踊ったり、歌ったり、コミュニケーションを取る事が出来ました。そこで思ったのですが、今回 各施設で一番子供達が興味を持ったのは折り紙だったのではないでしょうか。物語風に作られ、またマジックの様でもあり、とても子供達が真剣になって見ているのがわかりました。私は日常会話程度であれば話せたので、積極的に子供達に“みてごらん!”“すごいね!船に変わったよ”と子供が興味を持てるように声をかけてみました。 私は、留学経験もあるので、相手が子供だったら英語でコミュニケーション取るのは簡単だろうと正直思っていたのですが、実際子供達と話してみると、今までで一番英語でコミュニケーションを取るのが大変でした。日本語でも子供には気をつけて話さなければならないのだから、もちろん英語で話すのも大変ですよね・・・ この研修旅行では、施設訪問だけではなく、Dr Warrenのワークショップ(ドラマ)や日本語を学んでいる高校生との交流などもありました。ワークショップでは先生がテーマを決め、ドラマを皆で作っていくものでした。思った事を行動にだし、在りのままの感情を言葉や行動で表す事によって表現力などを豊かな感情を得る取り組みが実際に幼稚園などで行なわれているようです。高校では、生徒達が積極的に日本語で話そうと努力しており、とても関心させられました。 私は、今回が始めてのオーストラリアだったのですが、以前からオーストラリアの幼児教育の話は聞いた事があり、とても興味がありました。 行ってみると、オーストラリアは本当に良い所で、すばらしい土地と自然やいい意味での国全体がのんびりした環境が幼児教育を行なう上で大切であり、発展して行く理由なのだなと改めて思いました。この研修旅行では、新しいものをたくさん見て、体験し、得る事が出来ました。これらのすばらしい経験を生かし、今後保育の現場に立てるよう努力していきたいです。すばらしい体験をさせていただきありがとうございました。 |
2003J038 川端 ゆうき |
『オーストラリア研修を終えて』 オーストラリア研修に行きたいと思ったきっかけは、オーストラリアの幼稚園・保育園を見る事が出来ると知ってからでした。それから自分でオーストラリアについて調べてみると、オペラハウスや教会など行ってみたいと思う所がたくさんあり、行こうと決意しました。しかし実際事前研修が始まってみると、決めなくてはいけない事が多く、パフォーマンスの練習も自分たちでは納得するまでやってもまだ駄目だと言われ、正直なんでこんなにやるのだろう感じました。結局パフォーマンスの練習は前日の夜までかかってしまいましたが、これで完璧だね!という所まで行きみんなで気合を入れていました。しかし実際一番最初にやられせてもらったクラスが2歳児だったという事もあり、子ども達が私たちを恐がり一緒に踊るどころか手も握る事が出来ませんでした。私たちは「あいあい」の振り付けは簡単だから小さい年齢のクラスじゃないと楽しめないだろうと考えていたので人見知りの子の事を考えておらず、自分たちの考えが甘かったと痛感しました。 小学校でやらせてもらった時は人数も多く、日音のほかのメンバーも一緒に混ざってくれて「あいあい」を踊る事ができ、踊るだけでなく子供同士列車を作る事もできとても楽しむ事ができました。言葉が通じなくてもこんなにお互い楽しむ事が出来るのだなととても感心しました。事前研修では打ち合わせが面倒だと感じていたのですが、後になって考えてみると打ち合わせをしていたからこそ、こんなに楽しめたのかなと感じます。他にもワークショップを体験でき、これは実習で使えるなと得した気分です! 自由行動では、言葉が通じないながらも使える英語を組み合わせて現地の人に話しかけてみたり、たくさん買い物も出来ました。海外という事でもちろん携帯電話を使う事は出来ず携帯依存症私も、たった一週間でしたがなんだか現実から離れて違う世界にいるように思え、実習で疲れていた気分もリフレッシュする事が出来ました。こういう体験を学生時代に味わえてよかったと思います。また、普段あまり関わる事のないクラスの人とも仲良くなれお互いの夢なども話し合う事が出来ました。 たった一週間でしたがとても重みのある楽しい一週間になりました。参加して本当によかったと思います。 |
2003J043 小泉 奈々 |
『海外研修に参加して』 私は、この研修旅行に参加し、プレゼンができたことは、自分にとって本当に良い経験であったと思います。 折り紙でプレゼンをするのは今回が初めてという前例がない中で、初めて折り紙を手にする子どもたちがどのくらい興味を持ち、実際折り紙を折り、楽しんでもらえるのか、という不安でいっぱいでした。 ただ、折り紙を折るだけではなく、新聞紙も使って、1枚の紙からいろいろなものができることが伝われば折り紙が苦手な子も見ているだけで楽しめるということで、パペットを使ってストーリー仕立てのプレゼンテーションにしました。 子どもたちの前でプレゼンをしたとき、とても興味を持ってくれて、1つ1つに驚いてくれたり、実際に折り紙を手にしたとき自分で頑張って折れたチューリップを大事そうに持っている姿を見て、とても嬉しく思いました。 子どもの手を持ち「PUSH PUSH」と折り紙の折り方を教えていたときに、自分で折れたという感動からか満面の笑みを向けてくれたのがとても印象的で、とてもかわいかったです。また、子どもたちの折ったチューリップを台紙に貼ってお花畑に見立ててくれた先生方も、言葉が通じない中で沢山の協力をしてくださり、本当に研修に参加し、プレゼンができて良かったと思いました。 いろいろな施設を見た中で、特にPinjarra Child Care Centreは、園庭の芝生、遊具のカラフルさ、砂場の砂、園内の壁の色など、どれもが綺麗で印象的でした。 高校生との交流の時、「2年間しか日本語を勉強していないので言葉が通じているのか不安です。」と言う言葉に驚きました、そして「何年間英語を勉強しましたか?」という質問に恥ずかしくて答えられませんでした。言葉の壁、これは本当に、つくづく感じました。もう少し言葉が通じたのなら今回交流した子たちとももっともっと楽しめたのではないかと思いました。 この研修でお世話になった先生方、また、オーストラリアの各施設の方々、子どもたちにも、本当にありがとうございました。 とても楽しく、とても勉強になった研修旅行でした。 |
2003J044 小林 顕子 |
『オーストラリアでの貴重な経験』 オーストラリア研修に参加して楽しみにしていた事は、現地の幼稚園に訪問する事でした。 シドニーとメルボルンで訪問する事が出来ました。幼稚園ではグループ毎に発表する場があり、それぞれが子ども達の前で発表する事が出来ました。実際にやってみたら、言葉の違いや、コミュニケーションを取る事の難しさも実感しました。発表が終わったら、園庭で子ども達と遊ぶ時間も有りました。子ども達と一緒に、砂遊びをしたりおいかけっこしたりして遊びました。この時も言葉はなかなか通じませんでしたが仲良くなる事が出来ました。 乳児とも関わる事が出来ました。園の中も自由に見る事が出来、日本とは全然違うなと思いました。子ども達が作ったものなど、とてもカラフルで天井にぶら下げたりなどしてました。お昼ご飯の時間なども見られて、日本とは違った部分が沢山見られました。 メルボルンでは他のグループの発表も見ることが出来ました。また幼稚園だけではなく、小学校と高校にも行きました。小学校では幼稚園とは違ってコミュニケーションも多少取る事が出来ました。高校では生徒が校内を案内してくれました。やっぱり日本とは違って、自由だなというイメージがありました。幼稚園などに行くだけでなく、観光もしました。 何よりも楽しみにしていたのがシドニーでの市場での買い物でした。先輩がそこで買ったおもちゃを説明会の時に持ってきてくれて、私も行きたいなと思っていました。おもちゃだけでなく色々な物が売っていました。とても楽しかったです。あとは、グループに解かれて行きたいところを決めて自由行動を取る事ができました。言葉は通じなくても、ジェスチャーなどでコミュニケーションを取る事が出来、貴重な経験をする事が出来ました。 実際に行くまでは準備など大変だったけど、帰って来て、本当に行って良かったなと思えました。とても楽しかったです。 |
2003J046 小林 早紀 |
『海外研修旅行に参加して…』 私が研修旅行に参加した理由は、他のクラスの人達と交流を持ちたい、外国の保育園・幼稚園を見学してみたいと思ったからです。 英語が苦手な私に対し、最初は親には行くことを反対されていたが今じゃないと海外の保育園や幼稚園は見学する事が出来ない。と言う事を言い続けて何とかぎりぎりまで説得を続けてやっとOKが出て凄く嬉しかったです。海外に行った事がないためパスポートやスーツケース等無い物を揃えるのは結構時間やお金がかかったが親に負担をかけないよう必要な物などは、自分で揃えました。 海外の保育園・幼稚園を訪問するということで私達は紙芝居・歌踊り・手遊び・折り紙グループに分かれてどういった事をやろうかと10月頃から話し合いが始まりました。ほとんど英語を使ってやると言う事で訳を作るまでが大変でそれから練習もあるので、放課後遅くまで学校に残って練習したりして大変でした。私は手遊びグループに入り違うクラスの子もいたので少し不安もあったが話し合いを重ねていく中でクラスの壁が消えて行った様に思えます。そして不十分な準備の部分が沢山ある中でいよいよオーストラリアに向けて出発しました。1日目はシドニーの市内研修でオペラハウスやタロンガ動物園に行って見学をしました。オペラハウスはオリンピックが開催されていた時に行ってみたいなと思った場所の一つでとても嬉しかったです。中は思った以上に広くて驚きました。動物園では憧れのコアラやカンガルーにも会えました。コアラの鳴き声は思っていたのとはちょっと違い独特な声がしました。 その夜は次の日のPinjarra Child Care Certreでの発表について最終的な打ち合わせを夜遅くまでしました。先生方にも子ども役をしてもらい私達の良い所・悪い所を指摘してもらいながら練習をしいよいよプレゼンテーションが近づいてきたなと実感しました。そして朝Pinjarra Child Care Certreに向かうバスの中で英語が通じるのかと不安を抱えていたが子どもたちと話している中でその不安は一気に消えました。自分の知ってる英語を使えば何とか話は出来るのだと感じました。 そして始めてのプレゼンテーションをする教室に入り2歳位の子どもだったので出来るのか不安だったけど聞いてもらうだけでも違うなと感じました。手遊びを進める中で出来ない子どもの体を触ってあげたら嬉しそうな表情を見せました。他のグループの手伝いもやる中で沢山の子どもたちとの触れ合う事が出来た気がします。日本の幼稚園と違うところは幼稚園でも自由保育が多いと感じました。そして幼稚園でもお昼寝があったのには驚きました。 昼食の後、乳児の部屋に連れて行ってもらったらもうすぐお昼寝の時間だったので泣いている子どもが多かったです。その中でも一人の先生が私に子どもを抱っこしていいよと言ってくれて赤ちゃんを抱っこすることが出来ました。日本の子どももオーストラリアの子どもも可愛いです。手遊びは言葉が通じなくても体で表現し楽しむことも出来るんだなと感じました。 Warren先生によるドラマ教育ワークショップでは、どこかに探検しに行こうというテーマで行われました。普段の授業では体験できないことに参加できて本当に良かったなと感じました。これは、自分じゃない他の誰かになれるということなのです。今回は宇宙に行こうと言うことになりました。物語は、私達宇宙飛行士が月に行って宇宙人を助けるというストーリーです。他にも砂漠、シドニー、海の中等意見が出ました。他にも探検出来る所はあるので、何か一つでも考えて自分の意見を言えるようにしておくと楽しいワークショップが出来ると思います。 メルボルンではMount Scoupes Collegeの日本語コース履修の学生との交流会ではオーストラリアの高校生と話が出来ます。オーストラリアの高校はとても広くて驚きました。中高一貫の所なので、年齢層が多くて楽しそうな学校でした。日本語を勉強している生徒さんも沢山いたので、気軽に楽しめました。また、日本にきたこともある学生さんと話すことが出来て日本で好きな食べ物は?と聞くとお寿司が好き、お好み焼きが好き等答えが返ってきて、日本の食べ物が懐かしく思えてきました。仲良くなれたらメール交換をしていた人もいました。今回の研修を通じて英語がもう少し出来たらな、と思えるようになりました。今度は一杯英語を勉強してまた海外に行くことが出来たら良いなと思っています。ショッピングでは値切ってお買い物をするのも楽しかったですよ。 |
2003J050 近藤 はるか |
『Great!』 私が今回のオーストラリア研修旅行に行こうと思ったきっかけは、まず海外へ行ってみたいという気持ちと、オーストラリアの幼稚園に行ってみたいということでした。今回の研修旅行で初めて日本の外に出るということで、たくさん不安なことがありました。それはオーストラリアに着いた途端に体に異変が起きないか、自分の英語が果たして通じるのか、ということでした。 私は英語がもともと好きで、オーストラリアに行く前の準備として簡単な表現を数十個覚えたり、発音を勉強して行きました。実際にオーストラリアへ行き、現地の人と話す機会があり、たくさん会話をしました。しかし自分の言いたいことをなんとか頭の中で文を作って相手に伝えることができたとしても、現地の人が言っている言葉を中々聞き取ることができませんでした。何度か聞き返して分かることもあれば、分からないこともありました。しかしたったの5日間しかオーストラリアにいなかったのにもかかわらず、英語の生活に慣れることができました。 ここで思ったのは自分が英語を勉強してきた8年間は何だったのかと思いました。私は気づきました。英語が上手になる最大の近道は、海外へ行って英語を話すという環境の中で生活をすることだと思いました。英語が好きな私にとって本当に良い経験になりました。もっと勉強しておけば良かったと思う反面、英語を話すのが楽しくて仕方がないという自分がいました。オーストラリアの人はとても明るくて優しい人ばかりだったので、道端で道を聞いたりしても嫌な顔ひとつせずに教えてくれました。それにちょっとしたきっかけからたくさん話をして友達になったりすることもできました。やはり英語をたくさん話したいという気持ちから、日本ではできないような、見知らぬ人に笑顔で接したり手を振ったりすることができました。 今回の研修旅行で、英語が話せないと相手が言っていることも分からないので、不愉快な思いをさせてしまうのではないかと思っていましたが、表情やジェスチャーなどでも十分にコミュニケーションをとれるということに驚きました。それは子どもと関った時に特に感じました。例えば、「上手!」って言いたい時にいちいち主語、述語を頭の中で思い浮かべて、文を作って声に出すというのではなく、一言「Great!」と言ったり「good job!」と言うだけで十分に通じてしまうのです。それなので安心して子どもと関ることができました。それと日本人の悪いところは失敗を恐れるということではないかと思いました。日本人で英語をあまり話せない人がいて現地の英語が聞き取れなかった時に、曖昧な反応をして、分かったのか、分からないのかということもはっきりしないでいる傾向があると思いました。高校へ行った時、生徒さんと日本語で話す機会があり色々質問をしました。生徒さんは私がした質問が分からなかった時は、はっきりと言ってくれました。その方が質問した側も嫌な気持ちにならないと思いました。 オーストラリアの景色や街並みを見て感じたのは、とてもオシャレだなということです。レンガで創られた家はまるでお人形さんが住んでいるかのようでした。メルボルンでは古い建物が印象的でした。古い建物を見る耽美に何か歴史を感じさせられるものがありました。その他に思ったのは建物がたくさん建っている中にも公園があり、ベンチに座って休んでいたり、原っぱに寝そべっている人が印象的でした。 私はプレゼンテーションの班で花さかじいさんの紙芝居をやりました。紙芝居というのは日本独自の文化で、オーストラリアにはないものなのでどうすれば子どもに分かりやすく読み聞かせできるか考えました。そして登場人物とナレーターに分けて子どもに分かりやすくするために、感情を込めて少し大げさに表現したり、間を置いたりと工夫をしました。子どもは時々笑ったりもしてくれましたが、集中していない子もいました。やはり紙芝居は少し難しいなと思いました。来年もやるのであれば話をもっと簡単にして時間も五分以内にした方が良いと思います。 今回のオーストラリア研修旅行では人と触れ合うことで、言葉が話せなくてもコミュニケーションをとるとことができると一番強く感じました。そして今回は初めての海外ということもあったので、一生忘れられない思い出となりました。英語をもっと話せるようになったらまた行きたいと思います。それに加え今回の研修旅行ができたのは、オーストラリアと交流がある小林校長先生がいたからこそできたのだと思います。ほかの先生方や旅行会社方々を含め、本当に感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。 |
2003J058 東海林 良太 |
『オーストラリア研修を終えて』 私がオーストラリア研修で印象に残った事と言えば、幼稚園やマウント・スコーパス・カレッジに行った事です。もちろんの事ですが外国の幼稚園や高校に行くという事ははじめての体験だったので、英語の使えない私が日本の子どもと同じようにコミュニケーションをとる事ができるか少し不安でした。ただ、最初のピンジャラ幼稚園について子どもを見たときは、本当にかわいくてそんな不安も忘れ、とにかく早く子どもと一緒に遊びたいという気持ちでいっぱいでした。 言葉が通じない事や聞き取れない事もたくさんありましたが、たくさん話しかけたりしているうちに「What`s your name?」と聞かれたので、少しは興味を持ってくれたのかなと思い嬉しかったです。ピンジャラ幼稚園で感じた事は言葉はあまり通じなかったけれど、そんな事は関係なく日本と同じで自分からたくさん子どもと関わり、遊具など環境を提供する事で自然と子どもと一緒に遊んでいました。ピンジャラでは2歳と4歳で手遊びを行いました。2歳でグーチョキパーをやった時は無反応だったので全然理解してないのだなと思いました。でも失敗したという気持ちはあまりなくて、とにかく楽しかったです。4歳では理解しているかどうかはわかりませんが、一緒に手を動かしてやってくれたのでとても嬉しかったです。 次に行ったグランデル・ビーセン・ハウス幼稚園とフリンク・カープ・アイバニー幼稚園ではピンジャラ幼稚園のように子どもと好きに遊ぶ自由時間は全然なかったけれど、自分たちがやった手遊びや、紙芝居、ダンス、折り紙は子どもも結構理解して楽しんでくれた気がしました。特にフリンク・カープ・アイバニー幼稚園では8歳の子もいたので少し簡単すぎた気もしましたが、とても喜んでやってくれました。また、ピンジャラと比べて思った事はピンジャラはどちらかというと保育という感じがしたのですが、グランデル・ビーセン・ハウス幼稚園とフリンク・カープ・アイバニー幼稚園では歌のプレゼントをしてくれたり、きちんと最後に挨拶をしてくれたりしたので教育という面がピンジャラよりは強かった気がしました。 マウント・スコーパス・カレッジでは12歳から18歳までいましたが、本当に18歳!?というのが最初の印象でした。みんなすごく大人っぽくて自分より下には思えませんでした。でも話して見るととても明るく日本語でも話しかけてくれるし自分の英語も多少は通じるので、コミュニケーションが取りやすく話していて本当に楽しかったです。いま少し後悔している事はもう少し積極的に色々話してみればよかったかなと思いました。マウント・スコーパス・カレッジでは本当にコミュニケーションを取るということが楽しく、普通なら外国の学校で話すという機会はあまりないのでとても貴重な時間でした。 私は海外に行くのは今回が初めてでしたが、外国の幼稚園に行くという経験はもうないなと思いました。そのように思うとすごく貴重な体験をさせて頂いてとても感謝しています。ただ、子どもは日本も外国も変わらずにかわいくて言葉が通じないというのはあまり関係ないと思いました。自分がどのように子どもと接していくかが大切な事だと思いまし た。 最後にこの研修旅行を引率してくださった先生方、校長先生、またオーストラリアで温かく迎えてくださった先生方や子ども達に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。 |
2003J059 関 智之 |
『オーストラリア研修旅行を終えて』 今回の研修旅行で、私は言葉も文化も違う子供と心から楽しみ触れ合うといった、とても貴重な体験をすることが出来ました。最初は、ただでさえ知らないお兄さんやお姉さんがたくさんいてビックリしているのに、簡単な英語しか話せない私たちとコミュニケーションがとれるのか、楽しみあうことができるのか、不安もありました。 私は、私たちが考えて行った紙芝居・歌とダンス・折り紙・手遊び、といった企画が子供たちにとって楽しい時間となりますようにと祈りながら子供達の前へ立ちました。けれど実際に子供を目の前にしたら、なんとか仲良くなりたい!!子供と触れ合いたい!!という思いでただ一生懸命になっていました。そして、ボール遊びや追いかけっこをしている間に、子供達の笑顔が見れたりすると嬉しくなりました。 いよいよ教室へ入って、沢山の子供を目の前にするのかと思うとドキドキしたけど、またあの笑顔が見れたら嬉しいなあ・・と思って頑張りました。私は歌とダンスの班だったけれど、実際子供の前でやってみてまだまだのところがいっぱいありました。その中でも、踊りながら子供達をうまく誘導したり、相手を踊りたい!!という気分にさせる力が足りないなと思いました。これは、保育者にとってとても大切なことだと思います。この経験を活かしてどうしたらもっと子供を引きつけることができるのか、考えていこうと思います。 私は今回、新たな課題と貴重な経験を基に、保育者に必要とされる資質をもっと身につけてより良い保育者になれるよう頑張ろう!!と思いました。とても充実した時間を過ごす事が出来ました。 |
2003J081 野澤 恭子 |
『 オーストラリア研修旅行へ行って』 幼稚園でのパフォーマンスは、とても難しいと思っていました。いざパフォーマンスとなると、焦ってしまう所や、一人のこども、目の前にいるこどもばかり気にしていることなど一回一回のパフォーマンスをおえるごとに、仲間で話し合っていって次へくりかえすごとにたくさんの気づきがありました。たくさんの気づきを得ることができたのは、仲間の意見があったからこそだと思いました。そして、オ―ストラリアに行く前に、話し合いをし、何度も先生に見てもらい、制作をしたからなんとかできたのだと思いました。どこの国でもこどもはかわいく、言葉はなくても、一緒に、本当に楽しい時間を過ごせるのだと感じました。けれどもっと、コミュニケーションをとりたくて、英語が話してみたいという想いも、わいてきました。 それから、違う国に初めて行ってみて、街のつくりや、言葉、建物など、どれをとっても感動しっぱなしでした。自分の国も、見なおしてみたいとも感じました。街に飾ってあるポップな絵や、ダイナミックな建物や、絵本など、色使いがとてもキレイなものであったり、アイディアが面白いもの、はたまた素朴でかわいらしいものなど、私にとって、新しいものがたくさんありました。マーケットでの果物もとてもおいしかったです。 この研修旅行で、新しい、いろんな意味での、出会いがたくさんありました。本当に行ってよかったと思っています。後輩のみなさんもチャンスがありましたら、是非体験してください。 |
2003J084 羽田 正子 |
『オーストラリア研修を終えて』 オーストラリアとはどんな国なのか、どんな人たちが生活しているのか。私は海外に行ったことがなかったので出発前から期待でいっぱいでした。ただ、英語にはまったく自信がなかったので不安もありました。 まず成田からシドニーに向かう飛行機に8時間も乗らないといけないのでそれだけで参ってしまいそうでした。機内ではなにをするわけじゃなくほとんど眠れないでシドニーに着いてしまいました。 シドニーに着いてすぐにバスに乗って、大きい公園に行き写真などを撮りその後すごく大きい教会に行きました。そしてタロンガ動物園、オペラハウスと行きました。オペラハウスは海の近くにあり、白くてとてもきれいな建物でした。外観を見てまわったり、中に入って案内してもらったりと楽しい時間を過ごしました。 次の日はピンジャラ幼稚園に視察研修に行きました。手遊びグループだったのでどうなることかと思っていましたが子どもたちも楽しんでくれていたので安心しました。他のグループも盛り上がっていたので良かったと思いました。特にダンスグループの時はかなり盛り上がっていたと思います。 ワークショップでは、ウォーレン先生の話を聞きながら自分たちが子どもになってドラマを作っていくという初めての体験をしました。キーワードを決めておき、それを子どもたちには明かさずに意見を出させて自然とそのキーワードに導いていくというドラマで、自分が子どもだったらどう考えるだろう、どう思うだろうと想像しながら素直に意見を出していく。子どもになったつもりでの意見はとても単純なようで、すごく難しいものでした。子どもたちは演じることの楽しさを感じ、キーワードについてさまざまな意見を言ったり聞いたりすることができるので考える力や広い知識を持つことができると思いました。先生は私たちを子どもとして扱う時と、教育者としてアドバイスする時とに分けて進めてくれたのでとてもわかりやすく、趣旨を理解することができました。私たち教育者は決して言葉で無理にキーワードに導いてはいけません。子どもたちから自然にキーワードが出てくるまで待つ。これはとても難しく、根気の要ることだと思います。でもいつかこの経験をもとに挑戦してみたいと思いました。みんなはとても楽しそうにドラマをやっていました。 メルボルンでは、エリザベス通りとヴィクトリア通りの交差点にあるクイーン・ヴィクトリア・マーケットを見学しました。肉、野菜、魚などの生鮮食料品をはじめ、衣類、革製品、アクセサリー、手工芸品、雑貨など様々なアイテムが揃う大きな市場でした。天気が良かったのでメルボルン市内がとても良く見えました。 短い間でしたが、たくさんの教育施設を見学し、たくさんの子どもたちと触れ合うことができました。子どもたちと接する保育者の様子もまじかで見ることができ、とても勉強になりました。どの子もとても元気で日本の子もオーストラリアの子も変わらないなと感じました。メルボルンやシドニーの代表的な観光地を見学したり、色々なところで食べた食事を通してオーストラリアの文化や、オーストラリアで生活する人々の様子を感じることができました。 自由行動では、自分たちの好きな所に行ったり、地図を片手に色々なところを見てまわったり、買い物をしたりしました。ワークショップという貴重な体験もでき、とても有意義な研修だったと思います。もっと長く子どもたちと触れ合っていたかったという気持ちもありますが、このすばらしい経験を自分の財産とし、良い保育者になれるようこれからも日々努力して行きたいと思います。最後に色んな意味で自分自身成長できた研修旅行だったと思います!ありがとうございました。 |
2003J087 林 允裕 |
『オーストラリア研修旅行での経験』 3月13日〜19日までのオーストラリア研修旅行は自分の人生において有意義な時間でした。大学を出ている自分にとって、このような学生としての旅行は高校の時の修学旅行で最後だと思っていたのでオーストラリア研修旅行は幸せな時間になりました。 当初からオーストラリア研修には行きたいと考えていた自分ですが、申し込みをしようと事務室に行った時には既に遅く定員人数に達していました。しかしキャンセルが出たために研修に参加できて自分はラッキーだったと感じています。 研修旅行での大きな目的であるプレゼンテーションの準備はとても大変で苦労しました。グループのメンバーとプレゼンテーションの内容を構成したり、出来上がった内容を先生方に見てもらい評価を頂いて駄目な所を改善したりと準備には多くの時間がかかりました。結局、プレゼンテーションの内容が完成したのは、シドニーでの最初の夜でした。正直なところ、観光でオーストラリアに行くだけだと思っていた自分はプレゼンテーションの準備にショックを受けていました。「ここまでやるのかよ。」と。しかし、今思えばしっかり準備しておいて良かったと実感しています。 オーストラリアに着いてからは楽しい事の連発でした。自分のクラス以外の学生との交流で友達が増えたことが嬉しかったです。他の学生の色々な考えや保育に対する話などが出来たことも自分のプラスになっています。 幼稚園の研修では、子どもと接する上で言葉の違いはあまり感じませんでした。しかし、欲をだせば英語が話せたら今回の経験以上に子どもとコミュニケーションがとれて有意義な時間になったのではと感じています。とにかく、オーストラリアの子どもは可愛かったです。 この他にも、色々な経験や楽しい事、オーストラリアの文化に触れることができて本当に本当に楽しいオーストラリア研修でした。また来年も参加出来るものなら参加したいものです。 研修旅行の付き添いをしていただいた校長先生、先生方、楽しい時間を提供していただきありがとうございました。また、旅行の協力して頂いた事務の方々にも感謝です。 |
2003J090 深田 博久 |
『海外の教育の場を知る貴重な体験』 長いまつげ、小さい口で一生懸命に話してくれる姿、綺麗な瞳、そして子どものにおい、つい先週まで実習を行っていた子どもを思い出す程、日本の子どももオーストラリアの子ども達も何ら変わりのない愛らしい子ども達でした。 3月13日から1週間、オーストラリアのシドニー、メルボルンでの幼児教育施設研修。後期試験・幼稚園実習・保育園実習とスケジュールが詰まっていて、あっという間に出発の日が来てしまいました。 3月のオーストラリアは日中は日差しが強く、朝晩は気温が下がり、ブーツにTシャツ姿の人や、ダウンコートに短パン姿の人を見たり、お店には夏物冬物が一緒に売られているという面白い光景を目にする事ができました。 訪れた幼児施設では、折り紙で一緒にチューリップを折る、新聞紙を使って『小人(太郎くん)さん』のプレゼンテーションを考えていました。山折り、谷折りの伝え方を考えたり、説明になってしまう『小人さん』のプレゼンテーションをなるべく説明を入れずセリフや音で伝える事は大変でした。テストや実習があり充分に練習や準備の出来ないままに旅行の日になってしまい、初日夜のホテルでの最終仕上げとなってしまいました。いざ子どもたちの前で発表となると自分達の事でいっぱいになり、真剣に見て貰えてるのかな、笑ってるかななど、子ども達の様子を見る余裕無く終ってしまいました。しかし子ども達の反応は良かった様で、完成したチューリップに興味を示したり、「折って」と折り紙を差し出されたりしました。 又、英語が上手ではない為コミュニケーションを上手く取る事ができず、簡単な単語で「Oh、it’s nice.」「Like this.」など声のトーンや表情、ジェスチャーでの会話でしたが、折るのを真似したり、笑顔を見せてくれたりしていたので、小さな子でもある程度は解るのだと感じました。又子どもだけでなく保育士の先生方も、子ども達の折ったチューリップを画用紙に飾ったり、プレゼンテーションで使ったチューリップや人形を新聞で切り抜いたりした物を欲しいと言って頂いたり、とても興味を示して頂けました。 シドニーのピンジャラ幼稚園では子どもと遊ぶ時間あったり、メルボルンの幼児施設では歌を歌ったりと触れ合う機会もありました。砂場でおもちゃに砂を盛りながら小さな口で一生懸命に話してくれる男の子や、フラフープに一緒に入ってと言ってくる女の子、輪になって手をつないで円を回った時にいた隣の男の子。言葉は上手に伝わらなかったけれども、1週間前まで実習をしていた日本の子ども達と変わらず、愛らしくて、日本の子どもと同じ子ども達の匂いがしました。 国が違えば文化も違うし環境も違う、とはよく耳にしていましたが実際に様々な事を見聞きする事が出来ました。ブレスレットを付けていたり、ヒールのある靴を履いていたり服装も様々でした。又、壁紙や遊具などもカラフルで日本のようにソフトな色というよりは、鮮やかな色使いが見られ、園も広く明るい雰囲気を感じました。一番驚いたことは、丁度傍にいた熱のある子どもへの対処方法の違いでした。椅子に座らせ服を脱がせて、冷たいタオルを体中に当てて熱を吸収しているようでしたが、日本での子どもの対応との違いに最初は何をしているのか解りませんでした。 この研修旅行では幼児施設だけでなくマウントスコーパスカレッジの日本語を勉強している高校生達との交流もありました。広大な敷地にある学校や、自分が英語を学んできた年数よりも少ない年数でとても上手に日本語を話せる事には驚かされました。教室で一緒昼食を取りながら、日本の歌手や洋服に興味がある事、敬語を勉強しているなど楽しく話す事ができ、帰り際にはアドレスを交換したりと貴重な経験をする事もできました。今はオーストラリアからの日本語のメールに、日本から片言の英語でのメールで時々連絡をしています。 ワークショップでは、子ども達のアイデアがそのままストーリーとなるプロセスドラマについて学びました。「どこへ行きたい?」「誰が宇宙に行く?」など子ども達と先生が一緒になってドラマを作っていく手法を行っていきました。子ども達すべてのアイデアがそのまま反映されていく事はとても素晴らしいと実感する一方、自分が先生として行う場合には、様々な知識も必要とされるのだなと感じました。 他にも、市内観光や自由行動でも沢山の体験が出来ました。タロンガ動物園ではコアラやカンガルーなど初めて見る動物が沢山いたり、素晴らしいオペラハウスや設備の完備された劇場を巡るツアー。クィーンビクトリアマーケットでは、日本ではなかなか見られない果物や衣類、雑貨などの市場がところ狭しと立ち並んでいました。そこでは新鮮なフルーツを1つ単位で買いその場で食べる事が出来きました。又交通手段もシドニーフェリーやトラムに乗る事も出来、とても楽しむ事ができました。 1日1日があっという間に過ぎてしまった1週間でした。1つ1の園や観光施設などにも、もう少し時間があればと思う反面、とても沢山の事に触れる機会に巡り合うことが出来ました。この研修を通して今までの実習を振り返ってみる良い機会にもなりました。これからの6月の本実習や現場に出た際に、このオーストラリアで得た事を少しでも役立てる事ができるように臨んで行きたいです。 |
2003J094 堀口 真鈴 |
『幼児教育施設研修を終えて』 2004年3月13日(金)から19日(土)にかけてオーストラリア幼児教育施設研修に参加しました。オーストラリアを訪問する事ははじめてで、まして日本以外の幼児教育施設を見学できることもあり、説明会が始まる前から「行ってみたい!!」とこの研修を楽しみにしていました。 旅行前の7回にわたる事前研修では、校長先生をはじめとする先生方からのお話やスライドから研修のテーマや雰囲気を得ていくとともに、幼児施設で行うプレゼンテーションについてどのようにすれば子ども達を引きつけ、楽しめるか、先生方にご指導いただきながら練習を重ねました。プレゼンは、歌と踊り、てあそび、かみしばい、おりがみの4つの班に分かれたのですが、どのグループも協力しながらより良いものを作り上げていて、私も子どもたちと一緒にわくわくしながら他の班のプレゼンをみたり、体を動かしながら、保育の導入・展開・まとめのあり方で気付くことがたくさんありました。 私もおりがみ班の一員として友達と意見を出し合い、実際に演じながら、あれこれ試行錯誤をくりかえし、自信の持てるものを用意することができました。ただ、オーストラリアに行って、自分の納得いくところまでできたかというと、そうとはいいきれず、反省するところもあります。けれど、それでも子どもたちが折り紙に触れて、楽しんでいる姿をみることができ、また友達と協力し合いながらプレゼンを作り上げることができ、嬉しかったです。 オーストラリアはイギリス、アジア、アメリカ、ヨーロッパなどの国から人々が集まり、多文化国家として存在しているのですが、今回、訪問させていただいた幼児施設でもやはり様々な国の子どもたちの姿が見られました。瞳の色が違っていても同じクラスの中で一緒にすごし、民族の違い、文化的背景の違いを自然と知ることができるのは子どもたちにとって良い環境といえるのではないでしょうか。子どもたちは友達と走り回ったり、海の砂のようなサラサラの砂で好きな遊びを自ら進んで行っていて、そのように楽しんでいる子どもたちの中に入って、私もボール投げをしたり、すべりだいに付き「カン、カン、カン」と腕を踏み切りに見立てたりするなどして一緒に遊びました。 子どもたちが外で遊ぶ時、オーストラリアの強い紫外線から守るため、首が焼けないようにカラー帽子の後ろ側に布を付ける工夫がされていました。(消防士さんが身につけるようなヘルメットに布が巻かれているのと同じような感じです。)家庭的な雰囲気であったり、明るく開放的な設備が整っていたりとそれぞれの幼稚園の様子は違いましたが、園庭はどこも大きな木々で囲まれ日陰ができるようになっていて、風が吹くと爽やかな気分になることができます。ピンジャラ幼稚園ではその素敵な園庭で先生方の手作りのサンドイッチ、フルーツ、デザートをたくさんご馳走になり、とってもおいしくいただきました。また、子どもたちに関わることができるだけでも嬉しかったのですが、先に述べた帽子をプレゼントをしていただき、他の幼稚園でも私たちのために歌をうたってくださったり、一緒にダンスをしたりと、とっても幸せな気持ちになりました。 目玉研修とされていた、ホテルの一室でのウォーレン先生による「ドラマ教育ワークショップ」も私の中に印象深く残っています。ドラマ教育とは、子どもたちと先生が一体になって物語を作り上げていくというもので、今回はウォーレン先生が保育者、私たちが子ども役になり宇宙に冒険する物語が展開されていきました。一場面を思い出してみました。 (ウはウォーレン先生、コは子ども役、つまり私たちです。) ウ「宇宙に行くにはどのような格好をするの?」 コ「宇宙服!」 ウ「まず身につけるものは何かしら?」 コ「…(考える)、ずぼん!」 ウ「どうやって身につけるのかしら?やって見せてくれる?」 コ「こうするの。」宇宙服のずぼんを着るふりをする。 ウ「あっ、その様にすればいいのね。それじゃあ、私も着てみるわ。」同じように身につけるふりをする。 ウ「次はなにかしら?」 コ「ジャケット!」 : この様に先生は私たちに語り掛け、どのようにすればいいか考えさせ、それぞれの意見を聞き、一緒に行動していくのです。そうすることによって、子どもたちがその世界に入り込み、自分たちの考えのもと手段や解決法を見出していくことができ、また、安全な方法で子どもたちに主導権を与えることができるそうです。幼児教育としてのドラマ教育を知ったのは今回がはじめてだったのですが、とても魅力のあるものだと感じ、これからも自分なりに勉強していきたいと思っています。 今回の研修旅行で、オーストラリアの子どもたち、先生方、その他たくさんの方とのかかわりを通して、言葉があまり通じなくとも、笑顔と仲良くなりたいという気持ちを持っているのであれば親しくなれ、一生懸命相手に伝えたいと頑張るならば伝えることができるということを改めて感じました。また、学校の先生方と様々なことをお話できる貴重な時間となり、友達とは以前よりもお互いを知り仲良くなったり、新たに友達ができたりもしました。オーストラリアについても、短い滞在だったのでほんの少しかもしれませんが知ることができ、またぜひ来てみたいと思っています。参加できて本当にほんとうに良かったです。この経験はこれからの保育者になる自分だけでなく、人としての自分にとって大切な宝物となりました。みなさん、ありがとうございました。 |
2003J118 山下 和恵 |
『オーストラリア研修旅行に参加して』 オーストラリアの幼稚園に行き、グループワークの発表をしたり、自由時間は子ども達と一緒に遊んだりしました。私は7人のメンバーと"アイアイ"の歌と踊りをしました。日本で何度も先生方にチェックしてもらい、試行錯誤しながら仕上げました。みんな不安を胸に「大丈夫かなぁ。」と言いながらも、いざ子ども達の前に出るとまるで別人のように、生き生きと発表している姿を見てさすがだと思いました。慣れない英語を使って、どうやって子ども達に接しようかと考えたりもしましたが、実際はさほど言葉の壁も感じなく、自然に関わる事が出来たので良かったと思います。異国の幼稚園で同じ目標を持って、頑張っている友達とグループワークが出来た事、共に異文化間コミュニケーションが出来た事など、貴重な経験が出来ました。また、オペラハウスの見学、動物園やワークショップなどもみんな一緒に楽しむ事が出来て、とても充実した研修旅行でした。この経験を生かして、理想の保育者になれるよう、日々勉強に励みたいと思います。 |
2003J123 米内 千春 |
『オーストラリア研修旅行に参加して』 この研修旅行は私にとって挑戦の旅行となりました。英語が苦手という事もあり、楽しみな気持ちより不安な気持ちで一杯でした。しかし、現地に着いてみると、自分が思っていたより難しいものではなく、自分の知ってる範囲の英語やジェスチャーでなんとか会話が成立しました。とても嬉しかったです。 そして、見学に行った園の子ども達と遊んだ時間は、とても充実していて楽しいひと時でした。また、ゲームや話をしてみると、日本の子どもと比べ精神年齢が低いと私は思いました。しかし、言葉の壁がある中でも一緒に遊ぶことが出来、とても勉強になりました。 他にも、オペラハウスや動物園、シドニーやメルボルンの街などをいろいろ見学、観光をする事が出来ました。また、街並みや公園なども日本とは違った雰囲気を持ち、自然が多く空気が良いためとても住みやすい環境だと感じました。修学旅行とはまた違い、楽しい思い出だけでなく日本では出来ない体験も出来、将来に繋がる一歩となったと思います。クラス全員で行く事は出来なかったけど、他のクラスの人たちとの交流が出来た事は嬉しく思います。また、沢山の思い出を作る事が出来、今回の研修旅行に参加して本当に良かったです。 |
2003J127 渡部 佑里 |
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